WORKS事業案内

施工管理試験

現場条件や土質に応じた試験の提案と
精度の高い試験データの提供。

一般的な土木工事において、施工管理試験は工事の品質を確保するための重要な試験です。弊社では豊富な知識と経験を持った技術者が現場条件や目的、土質に応じた試験を提案し、精度の高いデータを迅速に提供します。また各種試験機器も弊社ISO基準に則り校正を行っております。

支持力測定

キャスポル

易支持力測定器(キャスポル)とは、地盤の支持力特性値などをリアルタイムに評価できる三脚状の測定器です。操作が単純・簡単で個人誤差が抑制でき、また反力が不要の為、狭い場所や山間部でも適用可能です。

結果の利用

キャスポルで測定できる「φ」と「c」の値と、国土交通省告示1113号、建築基礎構造設計指針の「極限支持力算出式」を使って、 地盤の支持力が求められます。主に平板載荷試験の補足調査や簡易的な構造物の施工段階における支持力管理に用いられます。また、φ、cのほかCBR、qc、K30の測定も出来ます。

エレフット

エレフットとは、表層地盤の持っている支持力を簡易な方法で計測するための地盤支持力試験機。直径1.5~3cm程度の載荷板に反力として人の体重を利用して地盤に直接載荷を行います。そのため、重機などの大掛かりな装置を必要とせず、電源装置も必要ありません。

結果の利用

主に平板載荷試験の補足調査や簡易的な構造物の施工段階における支持力管理に用いられます。

小型FWD

小型FWD 試験とは、本体の重錘を自由落下させ、そのとき発生する衝撃荷重と変位量を荷重計、加速度計を用いて測定する、バックホウ等の反力装置を必要としない試験です。変位量は加速度計の測定値を2 回積分することで求めます。また、外部変位センサ(KFDS-1A)を用いて4 点までの外部変位を同時に測定することが可能となります。荷重計、加速度計の出力は小型FWD 本体内蔵のA/D 変換器でデジタル変換され、2線式伝送ラインの技術を用いて表示器に転送されます。表示器では各種の解析結果を表示すると共に、メモリカードに記録します。

結果の利用

道路の平板載荷試験における地盤反力係数相当値がもとめられ、主に鉄道盛土地盤の品質管理、路床・路盤の剛性評価に用いられます。

載荷試験

平板載荷試験

基準・規格

JIS A 1521-2012

地盤の平板載荷試験とは、原位置地盤に剛な載荷板を設置して荷重を段階的に加え、その荷重ごとの載荷板の沈下量と荷重強さの関係から、基礎地盤の極限支持力や地盤反力係数などの支持力的特性を求めることを目的としています。

結果の利用

構造物の直接基礎設計や施工段階における支持力管理に用いられます。

その他
  • ポータブルコーン貫入試験
  • 簡易動的コーン貫入試験
  • オランダ式二重管コーン貫入試

現場密度試験

  • 砂置換法による土の密度試験
  • 突き砂法による土の密度試験
  • 水置換法による土の密度試験
  • RI計器による土の密度試験